内容説明
中国四〇〇〇年。広がる大地を舞台に展開されたその歴史は、初めの段階ではどのような様相であったのだろうか。与えられた環境のなかで、人びとはなにを求め、どのように生きていったのだろうか。多種多様で個性的な文化が生み出されながら、のちにそれらがどのようにしてまとめあげられていったのだろうか。いまに残されたものを手がかりに、中国の人びとの不断のいとなみのなかから、中国の歴史が形成されてゆくそのさまをたどってみよう。
目次
中国古代史についての認識
1 中国古代文明の発生と展開
2 夏王朝は「認知」できるか
3 神と人の殷王朝
4 戦う西周王朝
著者等紹介
竹内康浩[タケウチヤスヒロ]
1961年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻、中国古代史。現在、北海道教育大学釧路校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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